自分から行動する勇気

魅力的な人と出会い、恋をしたら、
あなたはどうしますか。
そこで積極的に行動に出る人、
何もせずに相手の様子をうかがう人とでは、
おそらく後者の方が多いでしょう。

恋をした時、行動に出られるアクティブな人は、
自分に自信があるタイプです。
相手に積極的に話しかけて気をひき、
自分の長所をアピールして、
相手に近付こうと様々な工夫をするでしょう。
スマートに連絡先を聞き出して、
二人で出かける段取りを手際よく整える…
異性との付き合いに慣れている人は、
恋を実らせるチャンスも
他の人よりたくさん得られるものです。

しかし、そんなアクティブな人に対し、
自分からは行動せずに
まず相手の動向をうかがうタイプの人は、
自分に自信がなく、傷つくことを恐れています。
たまたま仕事の付き合いで
話しかけるようなきっかけでもないと、
相手に近づくことすらできない人もいるでしょう。
なんとか話しかけても、
自分をアピールする余裕もなく、
連絡先を交換しようと持ちかけることすら
できないかもしれません。

しかし、運に任せてチャンスを待っていても
恋は始まりません。
当たって砕ける覚悟で自分から行動しなければ、
相手を振り向かせるどころか、
自分の存在を認識させる事さえ難しいでしょう。
恋を叶えるためには、まずは一歩踏み出し、
行動する勇気が必要不可欠です。
何もしなければただの通りすがり、
一知人で終わってしまうかもしれない関係も、
自発的に行動することで
恋愛に変えるかもしれないのです。



-　恋に必要な勇気５つ　-

好きだと認める勇気

恋愛には色々な形があります。
相手と思いを通じ合わせる円満な恋愛もあれば、
一方的に相手を想う片思い、
そして自分が気づかないだけで
誰かから恋心を寄せられている秘めた恋…、
そして、相手の事を少なからず意識しているのに、
自分でそのことを
認めていない・気づいていない
という恋もあります。

気づくと相手を目で追ってしまう、
一緒にいない時に「今なにをしているだろう」
と相手のことを考えてしまう…
そのように相手を思いながらも、
相手が特別なのだと気付かない人はいるものです。
どの段階で相手を好きになったのか、
恋をした本人もはっきりと
気づいていないという話は珍しくありません。
そして、相手を特別に思っていると自覚したものの、
そのことを考えないように、
自分の心に蓋をしてしまう人もいるでしょう。
人が誰かと出会い、好きになるということは、
喜びやときめきに心浮き立つこともある一方、
嫉妬や不安を募らせて
ストレスになることも多いものです。
特に片想いは精神的な負担になることもあるでしょう。
その恐れから「これは恋ではない」と自分に言い聞かせ、
無意識に相手の事を好きだという事実から
目を逸らしてしまうのは自然なことです。
しかし恋心を認めない限り、
その切ない胸の痛みから解放されることはありません。
誰かを好きになるのは怖いことです。
しかしその恐怖を乗り越えることも、
恋愛の醍醐味ではないでしょうか。
恋をしていると認める勇気こそが、
切ない片思いを終わらせるカギです。



-　恋に必要な勇気５つ　-

長い付き合いだからこそ

素敵な人と出会い、
運良く交際へと至ることは幸せなものです。
折に触れて、お互いの愛情を再確認するのは楽しいでしょう。
恋愛において相手を好きだと思う気持ちを
伝え合うのはとても大切なことです。

しかし、どんなカップルも時が経つにつれて情熱が落ち着き、
付き合いが長くなると、わざわざ相手に
自分の気持ちを示すこともなくなってしまうものです。
人は特に親密な関係にある人との付き合いについて、
相手を理解している、相手から理解されていると思い込み、
甘えてしまうことが珍しくありません。
ですがその相手が家族や気のおけない友人ならまだしも、
愛情で結ばれた恋人となると、その状態は望ましくないでしょう。
相手に甘える関係が続けば、
そのうちすれ違いや衝突が起こりかねません。
二人の付き合いが長くなってきた今だからこそ、
愛情の再確認が必要なのではないでしょうか。

ぜひ、恋人に「愛している」
「好きだよ」と気持ちを伝えてみてください。
自分から伝えるだけでなく、
恋人の愛情も再確認してみてはいかがでしょうか。
「わざわざ言わなくてもわかるだろう」などと
恥ずかしがる人もいるでしょうが、
他人の気持ちを察することはできても、
それが正解かどうかは本人にしかわかりません。
恥ずかしいからなどと遠回しにせず、
恋人に向ける偽りない気持ちを、
自分の言葉でしっかり伝えてください。
愛情の再確認をまめに行うことこそが、
良い交際関係を続けるための秘訣なのです。



-　愛情を再確認　-