アピールはほどほどに

出会いの場で、
アピールポイントを尋ねられた場合、
あなたはなんと答えるでしょうか。
料理が得意であったり、
女性らしい趣味を持っている場合には、
そこをアピールポイントとして話す女性は
多いことでしょう。
それは、あくまでも個人の
趣味や嗜好であるにもかかわらず、
「女性らしいですね」と返されて、
違和感を覚えたという人も
いるのではないでしょうか。
残念なことに、日本という国はいまだに
「性別による役割分担」
という考えが残っていることから、
料理や掃除が得意だと、
「女性らしい」と考えられる傾向にあり、
そうした部分でひととなりを判断されることに
不満を感じている女性もいるかもしれません。

反対に、「女性らしさのアピール」のために、
家庭的であることをあげる女性もいることでしょう。
男性から、女性らしいと思われることが
嬉しいという考え方は、
決して間違ったものではありませんし、
女性として生まれたからには、
「らしく」ありたいと考え、
そのための努力をするというのも
間違いではありませんし、
素敵なことだということができます。
ヘアスタイルや服装についても、
それらを意識して決めているという女性も
多いことでしょう。

ですが、どちらのケースの場合であっても、
その部分ばかりをアピールしすぎると
裏目に出てしまうことがあるので注意が必要です。
アピールとは、
常に「ほどほど」を心がけることが大切なものであり、
し過ぎると、たとえそれが正論であっても、
相手に不快感を与えてしまうことになりかねないので
注意が必要なのだということを覚えておいてください。


-家庭的な女性-